みたいなツイートがあったとしましょう。
前半はまぁ愚痴レベルの話。
ここで勘違いしてはいけないのは、使えないのはツイート主の会社のおっさんであって、全国のおっさんには罪はないし、関係ないということ。
なので全国のおっさんに責任転嫁させてしまうつもりがなくても、
そう見えてしまうような発信は危険なのではないかと思うのです。
これをみたおっさんはイラっとしてして物申してしまいたくなるわけです。
こういう愚痴ツイートは語尾がきつくなりやすいのです。
ここはギスギスせず、上記の文章をいろんなパターンに変えてみて、180文字の美学を楽しんでみましょう。
感情をのせる、顔文字や絵文字やスタンプを使う
「会社にいるマジ使えないおっさん。あいつほんと余計なことしてくれるよね?!
仕事が増えたわ!マジでむかつく!おっさん、エラそうにする割には能力低すぎ!!( ;∀;)」
顔文字を一つ付け加えるだけで少しだけ柔らかくなります。泣くほどつらいのか~という感じにとりやすい。
同じ言葉でも顔文字をつけ加えるだけで、言葉のキツさみたいなのがずいぶん和らぎます。
嫌いだ。 きつい。冷たい 。
きらいだ!(゚∀゚) ノリツッコミ感
嫌いだ♡ ラブラブカップルのおふざけイチャイチャ感嫌いだ(T_T) 悲しみの感情がのる
語尾を柔らかく、ユーモアも
ですます調に整えるだけでずいぶん印象がかわります。
「会社にいるおっさんが余計なことしてくれて、仕事が増えてしまいました。。。(´・ω・`)早くかえりたいよぉ~。」
よしよし大変だね。がんばって!と応援したくなります。
ユーモアを盛り込む。
「会社にいるマジ使えないおっさん。余計な仕事が増えて、残業中。。そうだ!会社のおっさんは全部福山雅治に置き換わればいい(*°∀°)=3」
みたいなね。
スルースキルを高める
やばそうだなと思ったら基本スルースキル発動。首突っ込まない。
これ大事!
リプライ飛ばしたい!と思ってもだいたい他者の意見などは簡単には変えられないです。ましてや、Twitterで傍観、ちょっと絡むくらい関係の人に何か言われたところで他者の考えが大きく変わるなんてまずありえない。
負のオーラをまとうツイートに意見したって火に油をそそぐだけです。
単なる愚痴なのか、解決策を求めているのか?
男脳、女脳の違いで、男性は解決策を提示したくなる。女性は話を聞いて欲しいなど共感をもとめている。
とか言われますが、男か女はどうかは別として、その辺の見極めも大切な気がします。
知識を提供することで解決できるのか、大変だったねと共感するのか。
過去ツイートをチェックしたり、前後関係やその人の人となりを読みとる力も必要ですよね。
自分以外の人間と分かり合えるとか幻想です
現代人は色んなコミュニケーションスキルが必要で大変ですね。
まあ、けれどあまり構えずにいきましょう。
最近読んだ「友達幻想」という本はとてもいいです。
同調より並存
やりすごすスキル
気に入らない人とも並存する作法
これからの時代に必要なメンタルスキル。良書です。
友だち幻想 (ちくまプリマー新書) 筑摩書房 https://t.co/ex8hFzKrpv @amazonJPより
自分とは違う価値観に出会うと、批判したくなったり、反論したくなったり、逆に無理にあわせようとしてしまったり。
自分以外の他者とは何をどうしたって分かり合えない。
それは遺伝子的に同じ双子でも、親子でも、親友でも、好き同士の恋人であっても自分以外は他者であるということ、100%分かり合えることはありえないということを認識していく必要がありそうです。
旦那のことなんて10年連れ添ってもいまだにわかりませんよ。
あなたの為にって言った言葉は、分解して掘り下げていったら、だいたい自分の為じゃないかな。
親が叶えられなかった夢を子供に託すとか 、好きだからわかってくれるよねとか。
その自分と他者の違いを無理やり自分の理想に近づけるんじゃなくて、
違うことを面白いとか、興味そそる~とか思える。
そういう関係性がベストなんじゃないかなと思います。