PTママの働き方

女性理学療法士が妊娠したら?報告は?仕事は?気をつけたいこと。

職場には妊娠が分かった時点で報告しよう

よく聞く話では妊娠の報告は、安定期に入ってからとか、心拍が確認されてからとか言われます。しかし、理学療法士・作業療法士の場合は、妊娠が分かった時点で会社や所属先に報告するのが望ましいと思います。

理学療法士や作業療法士は立ち仕事が多く、歩行や移乗の介助などの重労働が多く体に負担がかかりやすいからです。
また、早めに報告する事で、患者さんの引き継ぎも段階的に進めて行くことができます。

子育て経験のある女性理学療法士、作業療法士に相談する

子育て経験のある理学療法士、作業療法士が在籍していたらさらに心強いです。
子供が欲しいと思っている時点で日頃から相談しておくといいかもしれません。

上司には言いづらくても、ママさんセラピストにこっそり相談するのもありだと思います。
私の場合は入職した時とほぼ同時期に結婚したので、
「今すぐではないですが、将来的に子供が欲しいと思っています」
と正直に伝えました。

会社に見学に行った時に、子育て中の看護師やセラピストが多かったのも決め手のひとつでした。

将来のイメージをしながら、職場環境を冷静に判断することも大切

今勤めている職場は、結婚・出産・育児をしながら働き続けることができるか?周囲の状況をみながら、自分が考える将来を常にイメージするのも大切だと思います。

残念ながら、私が元々勤務していた職場では仕事量が多すぎて、働きながら出産育児がイメージできませんでした。必要であれば職場の環境を変えることも考えてみてください。

私の経験

は1人目も2人目も妊娠が分かった時点ですぐに報告し、介助量の多い患者さん、歩行介助などは他のセラピストに担当を変更してもらいました。

私は訪問リハで、しかも個別担当だったので利用者さんにも引き継いでもらうスタッフにも申し訳ないな😢悩みました。
ですが、日ごろから相談にのってもらっていた先輩のママセラピストが上司と私の間に入ってくださり、速やかに担当の割り振りをおこなってくれました。

利用者さんには正直に理由を話しました。
利用者さん自身が子育て経験があったり、世代的にお孫さんがいたりするので、快く了解してくれる方ばかりでした。

迷惑かけるからと変に隠さずに、正直に話すほうが良いと思います。

今、回復期などでは1人の患者さんに対してチームを組んで、複数担当制になっているところも多いようですね。
そのような環境だと、妊娠出産を望む女性セラピストにとっては良い環境かもしれませんね。

私の職場である訪問看護ステーションは個別担当制ですが、訪問リハでも複数担当制でやっている事業所が多くあります。

感染症に気をつけよう

これはどのような環境にいても注意しなければならない事ですね。
特に病院勤務だと感染症のリスクが高くなります。

基本的なところですが、うがい・手洗い・マスクは必須です。
歯磨きもこまめに行いましょう。妊娠中は虫歯や歯周病になりやすいですし、口腔内を清潔にしておくことで感染症も予防できます。

妊娠中は身体の変化に加え、仕事をしていると本当に疲れてしまいます。
ストレスを貯めないように、しっかり眠って休む時はしっかり休みましょう。

赤ちゃんも担当している患者・利用者さんも守れるように

妊娠初期は不安定です。私も妊娠初期に何度か出血したりして青ざめたものです。
そして、つわりの酷さも人それぞれ。

つわりが重くて栄養がとれなかったり、切迫早産で初期から入院生活を余儀なくされた友人もいます。予定日よりも2ヶ月も早く出産してしまった友人も…
2013年の理学療法士協会の調査によると経産婦の5人に1人が切迫流産を経験していたことがわかりました。

引用:女性理学療法士とキャリアデザイン 就労環境とその問題点 清宮清美 理学療法学 第40巻第8号706~707頁(2013 年)

妊娠、出産は病気ではありませんが、予想外の事が普通におこります。
順調に経過する方が奇跡なんじゃないかと思うくらいです。

そして、患者さん利用者さんの体調も想定外のことがおこりうることがあります。
普段は自立、見守りレベルの方でもいつ体調の変化がおこるかわからないのです。

実際に私が経験したことです。
とある利用者さんですが、お一人暮らしでしたが普段は日常生活動作も自立されていたので、私は引き続き産休まで担当を継続することになりました。
ある日のこと、訪問すると床にうずくまっていたのです!!
「トイレに行こうとしたら足がたたなくて・・・」
風邪による発熱があったのです。

その時は担当看護師に連絡を取って急遽駆けつけてもらい、事無きを得ました。
普段はできていてもちょっとした体調の変化で、動作が不安定になったり、できなくなってしもうことは普通にあるのです。

なので今一度、もしリハビリ中に患者さん、利用者さんに異常が認められたらどうするか??というのをしっかり確認、シミュレーションしておくことも大切だと思います。

家事なんか頑張らなくていい!

妊娠中は自分自身の身体にも不思議なくらい、今まで起こらなかったことが起こります。
元々アトピー性皮膚炎がある私は、妊娠中にとても酷くなってしまい、顔も真っ赤になってしまいました。
マスクで隠しながら、仕事、外出していました。

検診の時に緊張の糸が切れて号泣してしまいました。
「顔も真っ赤で外に行くのも恥ずかしい。仕事から帰ったら疲れて家事もまともにできない。情けなくて。。。」
今思えば、マタニティーブルーみたいになっていたんだろうなと思います。
すると先生が
「家事なんてしなくていいのよ!食べ物なんてスーパーで売ってるんだし、少々散らかってたっていいのよ。旦那さんに任せて!」

その言葉でどんなに私の心が軽くなったか。本当にうれしかったのです。

赤ちゃんが生まれたら生活は一変します。
小さな小さな赤ちゃんですが、周囲の大人を振り回します。
パパの協力は必須です。生まれる前からしっかり協力してもらいましょう。

まとめ

私も妊娠中に職場の同僚や先輩に助けてもらいました。
なので自分も将来他のママさんセラピストを助けてあげようって自然に思うようになりました。

優しく親切にしてもらえたなら、ぜひ次にママになるセラピストの方に親切にしてあげてください。
悔しい思いをしたのなら、次にママになる人のために優しさの連鎖起こす初めの人になってください。
後に続く女性セラピストが妊娠出産しても働きやすい環境を作っていきましょう。
私は今の事業所の中で初めて産休と育休をとりました×2人分。

パートでも条件が満たされていれば産休・育休が取得できます!

実績を作れば、その後に続くスタッフも産休育休がとりやすい環境に変わっていきます。
そして、医療・介護業界も患者さん、利用者さん、スタッフ。すべての人にとって優しい社会になることを願っています。

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