ASD娘さんから、
「なんで卒園式ではじっと座っていなきゃいけないの?」
と質問され、
どう説明すればいいのか困る母。
そういわれるとそんな事考えたことがない。どう説明すればいいのでしょう?— ゆみっぺ ママPT家庭内マネジメント (@nayameruptsan) October 1, 2018
娘のにくっぺにこんな質問をされまして。
正直自分はそんなこと考えたことなかったです。
だって、みんな座っているし。そんなもんかなと・・・
確かに来賓だかなんだか知りませんが、
どこのおっさんかわからない人の話を長々聞くのは退屈ですけどね。
にくっぺはどんな姿勢であろうが、わりと話は聞いているようです。
寝転がっても一応聞いてるみたいです(笑)

うろうろしている子ときっちり座っている子がいたとします。
たぶんうろうろしている子は怒られやすい。
けれどそれは
「うろうろしているから話をきいていないのだろう」
という大人の勝手な思い込みだったりするんですよね。
大事なのは
話の内容を理解しているか?
ではないでしょうか。
にくっぺのようなタイプの子は、入学式、卒業式のような厳粛ムードムンムンの行事が超苦手です。
日本の卒業式や入学式のつまらなさはいつになったら変わるのでしょう。
例えば卒園式がアメリカの卒業式のようにカジュアルな空気満載だったら、ASD娘は特に悪目立ちすることも、
我慢することもなく式を楽しめるわけで。
なぜ日本は厳粛ムードムンムンの式をずーっと続けているのか。
みんなと同じにしなければいけない理由は?の本質をつく質問を飛ばしてくる娘に脱帽。— ゆみっぺ ママPT家庭内マネジメント (@nayameruptsan) October 1, 2018
例えばアメリカの大学みたいにカジュアルな卒業式だったら、
ゴソゴソしたくなるにくっぺのようなタイプの子は
怒られたり、止められたり、
先生が横にぺったり張り付かなくてもよくなりますよね。
定型発達の子供達でもあのつまらない行事をじーっと座っているのって
すごくしんどいだろうなって思います。
にくっぺの鋭い質問は
みんなと同じに安心してしまう私に風穴を開けてくれる存在です。
卒業、入学する子供達の成長をお祝いしたいのであれば、
主役の子供達が我慢せずに楽しめるような
もっと楽しくて、おもしろい
卒業式や入学式があってもいいんじゃないかなと思います。