PTママの働き方

収入を上げたい男性と家事育児にストレスを抱える女性

私は理学療法士という仕事をしています。
病気や怪我で身体が不自由になった方々がよりよい生活が送れるよう、身体の状態に合わせた運動などを一緒に行い社会復帰を目指すのです。

やりがいもありますし、とても良い仕事だなと思います。
しかし一方で理学療法士になるための養成校が増えて理学療法士が急速に増加していることや、年収が下がっていることに不安を覚えている理学療法士も少なくありません。

男性は収入を女性は家事育児分担を気にしてる

私がTwitterでフォローしている理学療法士の方々も給料が少ない不安をつぶやいています。
特に男性にその傾向が強いことに気が付きました。
一方女性はというと育児や家事の負担について、プライベートも大切にした働き方などを重視したツイートを多くみかけます。

収入を上げたい男性。一家の大黒柱思考も呪い。

高度経済成長期に作られた男は外で働き大黒柱として一家を支え、女性は育児家事を担い家庭を守るという思想が呪いの様にまとわりついて苦しんでいるのは、もしかしたら男女共に同じなのではないかと思ったのです。

親の世代から引き継いだ呪い

私と夫はアラフォー世代です。
専業主婦の母親と長時間労働ゴリゴリの父親に育だてられました。
母親からは家事育児は女性の仕事だと教えられました。
それでも理学療法士として働き続けたかった私は、仕事と育児と家事を一人でやろうとして産後に鬱状態になってしまいました。

それは夫も同じだったようで結婚、子供ができたタイミングで家族を支えなければならないという重圧に悩まされていたようです。

それらは

親世代から引き継がれた時代に合わない呪い

なのではないかと感じたのです。

女性活躍が促進されるにつれて家事育児の分担問題は表面化してきています。

男性も実はけっこう苦しいのではないかと思っています。

年収が高くないと家族を支えられないので結婚できない。
年収が高いほうがモテる。
結婚したら養わなければならない。

そんな呪いに加えて、男性も育児家事をやってイクメンに!!
みたいな風潮。

女性も大変だけど、男性もストレス満載じゃねえか!

親の教えは良いとこどりでいきましょう。
家族の形も時代に合ったアップデートが必要です。

 

 

 

 

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