働く女性にとって結婚、出産、育児というライフステージの変化は、働き方を見直すきっかけになると考えています。
私は2人の子供を育てながら訪問看護ステーションの理学療法士として働いており、9:00~17:30、週4日勤務しています。
週に1日休みがあることで体にも気持ちにも余裕がうまれます。
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育児中の女性療法士が週4日パートで働くメリット
平日休みの1日で普段出来ない用事を済ますことができる。
- 銀行
- 市役所
- 病院
など
平日にしか空いてない用事をそこに集中させることができます。
病院なども普段子供を優先してしまい、自分の体調管理は後回しになりがちです。
忙しい毎日の中でストレスが溜まって、持病が悪化するなんてこともあります。
休日を使って家事がこなせる
子供がいると家事もなかなか進みません。
掃除をしても片付けた先から散らかすなど、なかなか片付かないっていうことが多いのです。
平日休みの子供がいない時間に家事をやるとスムーズこなすことができます。
条件を満たせば社会保険に入れる
私は週の勤務が30時間を超えていますので各種社会保険に加入しています。
- 健康保険
- 雇用保険
- 厚生年金保険
詳しくはコチラ↓
社会保険の加入対象が拡大していますので、柔軟な働き方が選択しやすくなってきています。
子供の急な体調不良や行事で休んだ時は振替で対応することができる
平日に1日休みがあると子供が急な発熱や学校行事などで休みにしてもらった時に振替をして対応することが可能です。
また小学生になると授業参観、個人懇談、学習発表会、運動会、振替休日…。
平日に行事が多かったりします。
そんな時、普段休みに設定している曜日に訪問を振替させてもらったりして対応することができます。
常勤のスタッフともコミュニケーションがとりやすい
私は訪問看護ステーションに勤務しています。
日中はみんな訪問に出てしまうので、相談や報告、情報交換ができる時間は限られてしまいます。
時短勤務だと早く退社する為、すれちがいが多くなってしまいますが、週4日フルタイムで勤務していれば、朝や夕方に他の常勤スタッフとコミュニケーションがとりやすくなります。
平日1日休みを自分のための時間に使える。
用事の無いの平日休みは自分のために時間を使うことができます。
どこか気晴らしにショッピングに行ったり、友達と会ったり、映画を見たりしてリフレッシュしています。
子供がいない時間は静かに勉強できますし、大人向けな映画やドラマをみたり、ブログを書いたり読書をしたりしています。
子供が優先になる毎日の中でゆっくりと自分のための時間を確保するのはとても大切なことだと思います。
休みを入れるオススメの曜日は?
休みを月曜日や金曜日に入れると3連休になり子供の長期休みに合わせて旅行に行きやすくなります。
我が家も保育園時代は3連休にしてよく子供を連れてディズニーランドに旅行に行ったりしていました。
水曜日に休みを入れると2日働いて1日休みが入るので気持ちがずいぶん楽になります。
平日はショッピングセンターも空いているのでゆっくり買い物ができます。
女性理学療法士、作業療法士がパートで働くデメリット
収入は減ってしまう。
給料面ではやはり正社員と比べて差が出てしまいます。
あとボーナスが支給されないなどのデメリットもあります。
職場によってはパートでも少しボーナスが支給されるところもあるようです。
管理職になれない
管理職を目指したいのであればパートで勤務している間は難しいです。
しかし子供に手がかからなくなったタイミングで常勤になり、管理職を目指すと言う道もあります。
パートで働く期間でも責任を持ってしっかり業務をこなし、上司や患者様、利用者様からの信頼を積み重ねていけば可能だと思います。
仕事量は一度増えてしまうと減らしづらい
結婚して出産後も育児をしながら療法士の仕事を継続できるか不安な場合は、非常勤・パートから始めて子供の体力自分の体力と相談しながら徐々に勤務を増やしていくのがオススメです。
なぜなら育児は予想以上に大変で予定外の事がたくさん起こります。
また産後の体はなかなか元には戻っておらず、子供が風邪をひくと自分も風邪をもらうと言うパターンもよくありました。
育休中に穴を開けてしまったという負い目や責任感から仕事を多めに引き受けてしまうと、予定外の出来事に対応できないということがあります。
仕事は一度増やすと中々減らしづらくなるものです。
自分のキャパシティを見極めて働くというのも大切な事だと思います。